バイナリーオプションの権利放棄とは
バイナリーオプション取引では、最初に掛金を払って決められている倍率で結果予想をしたら、基本的には取引終了時間までそのポジションに手をつける事はできません。
予想と反して嬉しくない方向に価格が動いていっても、取引終了時間まではポジションを手放したりする事ができないので、別にポジションを立ててリスク管理をする事はできても、そのポジションに対しては何もできません。
しかし、バイナリーオプションを取扱っている証券会社の中には、取引中に気が変わったらいつでもポジションを手放して、その時点での利益や損失で精算できるというシステムを採用している業者などもあります。
この、取引中にポジションを手放す事を、「権利放棄」とか「途中精算」と呼びます。全ての証券会社で権利放棄できるわけではなく、権利放棄サービスを導入指定ない場合には無理なので、途中精算というオプションも欲しいという場合には、そのサービスを取扱っている証券会社のバイナリーオプションを選ぶ事も必要ですね。
バイナリーオプションで権利放棄できる証券会社には「ヒロセ通商」があります。
バイナリーオプションで権利放棄する理由には色々あります。例えば、その時点で既に利益が確定しているから、安全で確実に利益をモノにしたい場合。
また、明らかに損失になりそうな取引で、できるだけ損失を最小限に抑えたい場合などが代表的な理由ですね。権利放棄をすると、取り引きを開始した時に決められたペイアウト倍率のままで利益や損失が計算されるわけではありません。
ペナルティ的な費用がもちろんかかりますから、利益は満額で受け取ることができないので少なくなりますし、損失もゼロにはなりません。しかし、損失が出ていて、掛金を少しでも取り戻したい人にとっては、権利放棄もリスクヘッジのひとつと言えるでしょう。
また、最初から権利放棄をするつもりで、掛金を大きくして取り引きを始めるのも、投資テクニックと言えるかもしれませんね。ぜひトライしてみてくださいね。