飛田遊廓(とびたゆうかく)は、大阪市西成区の山王3丁目一帯に広がる遊廓、赤線である。通称は飛田新地(とびたしんち)。大正時代に築かれた日本最大級の遊廓と言われた。

難波新地乙部遊廓が全焼した後、1916年(大正5年)に築かれた。規模は、22600坪。1918年(大正7年)には既に100軒あまりの妓楼が並んでいた。妓楼の数は昭和初期には200軒を超える。花街も戦災を免れた唯一の廓である。戦後にいわゆる赤線となった。
現在料亭(本来の料亭)として営業している鯛よし百番は、大正中期に遊廓として建てられた建物を使用しており、2000年をもって国の登録有形文化財となった。ただし、歴史的な建造物や町並みは評価されつつも、依然として飛田新地の中は観光地ではない。その地域の成り立ちや性格上、写真撮影はタブー視されている。
夜のとばりが下りると通りに並んだ各店からは赤やピンクのなまめかしい明かりが漏れ、曳っ子のおばさんたちの声がひっきりなしに響く。この町を歩くと戦前か大正時代にタイムスリップしたかのような感覚になる。
プロ野球掲示板

-BESTHIT-HPNAVI-
■システムのご販売■